昭和30年代の外国テレビ映画

File No.21☆ドクター・キルディア【new】

KAZUINOファイルから

原題・・・・・・Dr. Kildare
放送開始・・昭和37年(1962年)10月3日
放送時間・・・毎週水曜午後8:00〜9:00
大阪では毎日テレビで放送
提供・・・
放送終了・・昭和39年1月23日でいっ
      たん終了するが、同年4月2
      日に新作で再登場。

「ドクター・キルディア」とは

アメリカのNBCネットワークで放送され
ていた番組。
ニューヨークの総合病院に配属された
インターン生キルディアが、さまざまな
体験をつんで成長していくヒューマン・
ストーリー。再登場からは内科医となっ
て活躍。
彼を見守るギレスビー院長には、映画
「エデンの東」でジェームス・ディーンの
父親を演じたレイモンド・マッセイが
扮している。
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第1回 「ドクター誕生」
"Twenty Four Hours"
(昭和37年10月3日付け新聞より)

キルディアは、夫と離婚しているアル中患者の
ジュリアを担当した。彼は、気むずしい彼女につ
いつっけんどんな態度をとったため、院長のギ
レスビー博士に注意される。そのうえ、受け持ち
患者の病状報告の欠点を鋭く指摘されたため、
彼は、今後博士の指導を得られないのではない
かと思いこんでしまった。その後退院したジュリ
アに偶然会ったキルディアは、彼女から『自分の
子を連れてきてほしい』と頼まれた。ところが、
彼女の夫は、『妻にはこどもを連れていく権利ど
ころか、会う資格もない』と断わった。くさくさした
キルディアが、病院の受付のスーザンとデートし
ようとしたとき、自殺をはかったジュリアが再び
病院へかつぎこまれてきた。ジュリアを理解する
ことが必要だとさとったキルディアは、彼女の信
頼を得るようにつとめ、ついにふたりの間の壁が
取り除かれるようになった。

☆TVドラマ「ニューヨーク捜査網」で主演のベバ
 リー・ガーランドが、ジュリア役でゲスト出演。
KAZUINOメモリー

第1回から見ていました。私は、
「ベン・ケーシー」より、「ドクター・
キルディア」のほうが好きでした。

新聞のあらすじの切抜きは、昭和
39年8月20日で終わっていますが
そのあともまだ続いていたと思い
ます。

キルディアを演じているリチャード・
チェンバレンは、後に「キング・ソロ
モンの秘宝」「シンデレラ」などの映
画に主演。また、日本の戦国時代を
舞台にしたアメリカのテレビドラマ
「SHOGUN」に主演、三船敏郎や
島田陽子と共演している。

また、File No.16で紹介したTVシリ
ーズ「スリラー」にも出演している。
(第32話「憎悪」"The Watcher"で、
ラリーという青年の役)


キャスト
キルディア・・・リチャード・チェンバレン
ギレスビー院長・・・レイモンド・マッセイ

声の出演


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